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理系の若者が思ったことを書くブログです。
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有志から紹介されました。

物理学的に正確な論証を行ってきたこれまでの議論ですが、
下記のブログと概ね見解は一致しております。

http://www.fukunoshima.jp/blog/temp.html

放射線の正しいリスクを多くの人に知ってもらいたいと思います。

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Hello, everyone. I am Japanese people, now living in Fukushima.

Today, I would like to talk to you about neuclear power plant accident in Fukushima.

Needless to say, Many people in the world say that Fukusima is now very dangerous because of this accident.

Of cource many radioactive materials released but I have two reasons to conclude that Fukushima isn't dangerous now.

First , Tohoku soil save us Fukushima people. Tohoku Soil has specific structure such as Zeolite material chemically.This means that the soil interface adsorbed most of Cs and we can easily remove this matrials owing to this structure.

Today, Japan Self-Defense Forces elaborately removed Fukusima's contaminated soil and the level of radiation risk is going down now.

Second, many researchers say that low level of ionising radiation is not dangerous.
For example, T.D. Lucky, K. Kant and Myron Pollycove shows the fact that low does of radiation do not harm people. On the contrary, their statistics shows that this level of radiation help the heath of peole. This biological effect is often called radiation hormesis.Now in Fukushima, level of radiation is very low and we don't have to
fear the radioactive materials from a neuclear power plant.

This is why Fukushima is not dangerous . We want you to know this fact. Thank you for seeing my blog. Good-bye!!

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前回、細胞レベルで低線量の放射線は危険かという議論を提示した。詳細は、こちらの日記にゆだねる。放射線が生物に対して有益な効果をもたらすことは、100年以上前から議論されていたことである。

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1898年:放射線照射することにより藻類の成長が促進されることが解明。

1928年:Mullerがショウジョウバエの遺伝的傷害を発表。
※放射線照射は染色体傷害と結びつけられるようになった。

1930~1950年代:Mullerの報告とは逆に、細胞増殖や修復における放射線の効果が確認されてきた。

1950年代:LNT仮説が政府レベルで採用される。

⇒放射能アレルギーの世界的加速のきっかけが1950年代の見解であろう。しかしながら、その後も低線量放射線における有益な効果は世界各国で発表され続けた。

1980年代:マラーの実験が、哺乳類に適用できないことが結論づけられ、LNT仮説の問題点も浮上。詳細は安井至氏のメガマウス計画等や広島・長崎のリサーチ結果を参考にしよう。

安井至HP:放射線による健康影響Ⅱ

2001年:ワシントンポストに放射線ホルミシスが研究されるべきだと掲載される。


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LNT仮説のアンチ論も歴史を通じて実は結構多い。
にもかかわらず、日本国民の多くは、
Mullerの見解から進歩しないといえるだろう。
おそらく、理系離れや放射線の研究の勉強不足が原因だろう。

では、どういった報告が世界で確認されているのだろうか。詳細は、こちらのページを見よう⇒ヒトにおける低線量ホルミシス

このページをみてわかるようにインド、中国、米国、カナダ、日本、ロシアと多岐にわたって放射線ホルミシス論を示唆する統計的事実が確認できるだろう。

この世界的に確認されている事実を無視して放射線を危険とする論は誤りであり、前回の日記のような細胞モデルから考えても納得のいく議論ではないだろう。

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 私達は、放射線によってDNAに傷がつくと危険であると誤解しがちだ。しかし、その認識は注意しなければいけない。何故なら細胞生物学、あるいは分子生物学の研究の結果を考えると無害化できる量が存在するからである。これについていくつか議論をまとめよう。


①DNAの傷は、放射線によらず人体で膨大な量発生する。

 近年の分子生物学の知見を統合すると、酸化的代謝で発生する活性酸素によってもDNAの傷がつくのである。しかもその傷の数は膨大であり、一日に百万個も存在する。そのうち、危険だと思われていたDSB(DNAの二本鎖切断)の発生確率は、
自然放射線に対して1/1000の確率だと見積もられている。

 こういった意見はポリコーブによってまとめられている。WEB上でもポリコーブの論文訳を読むことが可能である。ポリコーブらの論文を読んでみよう。
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ソース⇒低線量放射線に対する生物応答

 普通の細胞は常に傷害性・毒性のあるものにさらされている。これは酸化的代謝による活性酸素の発生、微量栄養素の欠乏、環境からもたらされる様々な化合物などによる。ひとつの哺乳類の細胞には1日に100万個のDNA傷害が発生すると見積もられている。ほとんどのDNA傷害は効率よく修復されるが、修復は完全でなく、1日に細胞当りひとつのDNA変異が残されると見積もられている。これらのDNA変異は自然発生のがんや老化の原因となっていると考えられている。
 一方、2mGy/年の被ばくは1ナノグラムの組織に対して一年に2回のヒットをもたらす。つまり6ヶ月に1回細胞にヒットが与えられる。この低い頻度によるDNA変異の確率は、放射線照射以外の自然発生的なDNA傷害と変異の発生確率に比べればオーダーはいくつも低いものになるだろう。このことは、電離放射線のヒットによってDSBができる確率は、酸化的代謝による活性酸素によりDSBができる確率の105も大きくなると見積もられるのに、実際の自然放射線によるDSB発生確率は、活性酸素によるDSB発生確率の1000分の1ほどに過ぎないと見積もられる、ということからも明らかだ。  

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 こういった事実を見ると、どうも放射線によってDNAに傷ができたから危険という論理は必ずしも成り立たないし、破たんしている。DNAの傷を考える際に自然発生との比較を行っていないからである。

※例えば、自然に酸化的代謝で生じるDNAの損傷量をx個、ある量の放射線を浴びて生じるDNAの損傷量をy個とすると、x>>yであるならばyの影響は無視できると考える方が自然ではないだろうか。従って、放射線を浴びれば浴びるだけ危険とする論は変な意見だと思う。

②低線量放射線の効果は傷をもたらすだけでなく、修復も加速させている。

ポリコーブらはさらに面白い意見を提示している。下記に引用しよう。

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ソース⇒低線量放射線に対する生物応答

1つまたは何百もの低LET粒子のヒットによって以下のような適応応答およびDNA傷害が観察されている。

(略)

高線量照射(1-4Gy)や他のDNA傷害物質による染色体異常を抑制する。この防御も4時間で最大となり、3日間持続した。ここではDNA修復速度が照射しない場合の数倍早くなっていると考えられる。

免疫系による傷害(細胞)の除去。ここには細胞障害性リンパ球の増加が関与しており、がんの転移を抑制することも見られる。これは数週間持続する。

アポトーシスの誘導。普通は高線量照射後数時間でおこる。低線量照射によるアポトーシスの誘導が、傷害細胞のがん化抑制の主要な原因だろう。

(略)

低線量の照射では明らかに2つの応答を引き起こす。1つはDNA傷害で、これはすぐに修復される。もうひとつは信号伝達で、これは週にわたるような時間的な遅れをもってDNA傷害をコントロールするような細胞の生理的機能を活性化する。このような適応応答は0.1~0.2GyのX線やγ線照射でもっとも効果的で、一方0.5Gy以上ではほとんど検出されない。

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つまり、DNAは傷つくだけではなくて、低線量の放射線では明確にDNAの修復が加速されるのだ。放射線のリスクとは、DNAのトータルの損傷量で考えるべきであり、

DNAのトータルの損傷量 = 放射線ゆらいの損傷量 - 修復量

のように修復の効果を見積もる必要がある。傷だけで評価すると放射線のリスクはLNT仮説のように比例的になるだけであるが、このような細胞応答を無視するのは生物学的に適切ではないのだ。

③0.2GyのX線及びガンマ線照射は、ヒトにおいて有益である。

ポリコーブらは最終的に次のようにまとめている。

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ソース⇒低線量放射線に対する生物応答

0.2Gyより大きい線量では防御の活性化よりDNA傷害が大きくなり、線量-効果曲線は従来の疫学データで見られるような直線になる。
 ヒトの場合には0.2Gy以下の低LET照射後のがん発生における統計的な変化のみが、照射が有益であるか、または害悪となるかを決定する根拠となる。哺乳類の実験データとヒトの疫学データはしきい値の存在を示すのみならず、がん発生におけるホルミシス効果を示している。

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これらの事実から、細胞生物学的に低線量放射線照射を危険とする根拠はないと考えられるだろう。DNAの傷だけを強調する論に何ら意味はなく、自然放射の比較や細胞の修復効果「アポトーシスの誘発等」を考える必要がある。

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